電気自動車の家庭充電費用

震災時の緊急電力供給源として、電気自動車のバッテリーが有望視されています。

一般家庭での電力使用量は約10kWhだそうですが、充電量の多いi-MiEVは16kWhですので、満充電すると、1.6日分の電気を食うということに。i-Mievのサイトの説明では、1回の充電で180Km走るそうです。実際はさらに低いでしょう。毎日あるいは毎月どれ位自動車を利用するかさまざまでしょうけど、年間に15,000Km~20,000Km走るのが普通らしいので、1日あたり50Km程度でしょうか? とすると3日ごとに満充電、と考えると3日ごとに1.6日分の電力を自動車のバッテリーに溜めるので、電気利用量が電気自動車を使わない場合に比べ、1.5倍ということに。

東京電力が家庭用の電気利用料金値上げのニュースがありますが、電気料金はガソリンと違ってそうそう変わらないですから、今後の電気料金価格は電気自動車の購入にとって大変デメリットになりそうです。

逆に、夜間電気量が安いということを考えると、家庭内の昼間の電気を電気自動車のバッテリーでまかなう、という使い方が出来そう。 電気自動車のバッテリーから電力を家庭に取り入れるためには工事が必要だろうとは思いますが、昼夜の電気代格差が広がると現実味を帯びてくる話かな。