4Gスマートフォンは魅力的だけど

携帯電話もスマートフォンも、画面の解像度が大きくなってきました。
すると、表示できる量が増え、通信する量も増えます。
そこで新しい機種用では新世代の通信システム(4G)の対応を謳っています。
動画であるとか高音質の音楽であるとか、通信速度が上がれば、コンテンツの質も向上するでしょう。しかし、ちょっと不安があります。

私のスマートフォンは3Gの通信を利用していますが、状態がよければ、通信速度が遅い、と気になることは余りありません。UStreamのようなものだときついですが。

気になるのは、通信待ち状態です。

通信状態のアイコンでは上向き矢印と下向き矢印があって、点灯しているときは情報送信(上向き)か情報受診(下向き)していることを表します。
ところが利用していると、画面が表示している途中などで点灯が止まることがあります。

こうなると遅い。

これは単に「待ち」の状態になっているだけで、実際に処理しているわけではなさそうです。この状態が出てくると、反応が遅くてストレスがたまります。

これは通信速度が遅いのではなく、ブラウザや通信回りのプログラムの問題でしょう。

4G回線で通信速度は上がるかもしれませんが、こうした「繋がらない」という問題の方が重要です。

通信し続けていると電力の消費が激しいというのは問題ですけど、安定した通信と低電力消費が確立できるなら通信速度は3G回線の10分の1でもストレスなく使えると思うのです。
コンテンツが低速ブラウザに対応した作りという問題はありますけど。携帯全盛期のようなテキスト主体のコンテンツならさくさく使えると思います。