火星に氷「やっぱりあった」 NASAなど、写真分析で
火星探査機フェニックスは火星の極地方で火星地表の分析活動をしているが、今回の発見は今後の開発に弾みをつけそうだ。
フェニックスからの写真で、白く光る塊が消えたので、蒸発したものだと思われる。記事ではドライアイスの可能性はない、としているが、気圧とか気温とかによってはドライアイスの可能性も捨ててはいけないと思うんだけど。
それでも氷の可能性は高いだろう。有機体の発見もあるんじゃないかと期待が膨らむ。
まぁ、火星の火山活動が全くなくなってしまったのか、まだ内部に活動するマグマを保有する火山が残っているのかの調査が必要だろうなあ。オリンポス山も240万年ほど前に噴火した形跡があるそうだから、内部ではまだ活動中かもしれない。
活動していると熱源となるから、いろいろな化学反応があるだろう。
生物ももちろん興味があるが、鉱物としても面白いものがあるんじゃないだろうか。
次の火星探査計画は、火山近くを調査して欲しい。
6/24 追加
火星でドライアイスはありふれているため(特に極地方では)、私と同じ疑問はみんな持っている。そういった質問に対して答えがあった。
「火星で氷を発見」:読者の様々な疑問とその回答
ドライアイスではなさそうです。ますます氷の可能性が大きいです。
氷だとすると、固体の水が火星では結構ありふれたものなのでしょう。
残念なのはそれが昇華であろう、ということ。つまりドライアイスが固体から液体を経ず直接気体になるように、氷も水の状態を経ずに水蒸気になってしまったであろう、ということ。
十分な圧力がある地下のそれなりの深さでないと、液体の水としては存在していない可能性が高そう。