ネットカフェ難民が増えている。

東京や大阪のような大都会のネットカフェの価格は非常に安い。
そのため、日雇いで暮らしている人たちがネットカフェをねぐらとして使用する人が急増している、という。
収入が安定せず、アパートを出ざるを得なくなり、路上生活になる一歩手前の状態だ。
今年は新卒売り手市場であり、卒業3年以下の第2新卒に対する求人も増えている。

しかし、今問題となっているネットカフェ難民たちは、企業の求人の対象外となっている。定職の無い彼彼女たちは病気になったら終わりだ、と思っている。
今のところ、彼彼女たちは安い日雇い労働力として企業の雇用調整の便利な道具となっている。企業競争力を彼彼女たちの労働力によっているところが大きいのではないだろうか?
定職が無いため、保険に入れない。病気をしないでいたとしても、老後はどうなるのか?
彼彼女たちに対する対策をしないと、中長期的にみて大きな社会問題になるのは間違いない。日本の国家としての力が減少する。
彼彼女たちにやる気が無いのだ、とか考えて自分は関係ない、と思っていると、手痛いしっぺ返しがまっているだろう。
まずは数年後どうなるか。再チャレンジ政策が上手くいけばいいですが。