風邪引いた

日曜日の夕方から調子が悪くなり、月曜日は丸々寝てました。

調子が悪くても、それなりであれば本を読むぐらいはできるのですが、今回は本も読めず、まさに寝たきり。寒気が来るので布団をかぶり、うとうとして気がつくと暑くて寝汗をかくといった具合。寝て、水分補給して、寝て、といった感じでパソコンにも当然触れません。

それでもテレビはつけてました。

パソコンおよびインターネットはいい情報収集ツールですが、テレビは情報を垂れ流してくれるということから自分から行動を起こさずにすむので便利ですね。
まぁ頭が働いていないので耳に入ってくるのは東電が原子炉収束に向けた工程表が出たことぐらいでしたけど。

耳からだけの情報だと、首相からの強い要求があって、収束までの計画工程を出すように言われ、作ったものらしいです。テレビで聞く分にはとりあえず計画を出した、というだけに感じましたね。
なんと大雑把なんだろう、と。
行き当たりばったりではなく、計画をたて、小さな目標に分割して収束させようとするのはいいことですが、言われたからとりあえず作った、というだけで意味がないもののように感じました。

本来なら、東電の収束計画が実現できるものであれば、それにあわせて地域復興の計画をたて、行政からの地域復旧計画の立案のためのひとつの柱であるべきなのに、あまりの大雑把なので、行政としては計画が立てられないように思います。

それでも3ヶ月で周りへの放射能の漏出が抑えられるようになれば、3ヶ月後から行政にて周りの土壌の復興とか立てる様になるのでしょうか。

福島原発が収束してもそれは周りに住環境が安定する、というわけではなく、住環境の回復の第一段階でしかないわけで、放出された放射線同位体半減期を考えれば、数年は人が住んでいい状態ではないでしょう。東電の計画がともかく出たので、政府からは福島再興計画をだしてもらいたいものです。