ロスジェネは「単なる言葉遊び」? みなさんは何が原因でどうすればいいと思いますか
私はいわゆる「ロスジェネ」の一人です。
大学在学中は日雇い労働で生活費を稼ぎ、大学卒業してからは派遣社員をやり、今は契約社員で働いています。
自分の生活には何も不満はありませんが、友人はうまくキャリアを作れないまま転職活動中にこの金融危機になり、今も就職先が見つかりません。
子育てはおろか、結婚すら目処が立ちません。
これから「第二のロスジェネ」が生まれるかもしれないと言われていますが、「結局、ロスジェネとはなんだったのか」を考えておかないと、同じことを繰り返すだけでしょう。>>続きを読む
この記事についての意見:
どちらでもない、その他
社会に、というより企業に原因があると思います。
ロスジェネというのは、企業が新規採用に新卒しか取らなかったからです。
第二新卒といって、1年あるいは2年間のブランクは認められていたようにも思いますが、見掛けだけだったようにも思います(募集は出すが採用しない)。
企業の採用年齢の制限は雇用機会均等法に違反していると思うのですが、政府と経団連は改善しようとしているようには見えませんね。新卒、つまり4月入社の社員を若い人からしか選ばない、というのは横暴ではないでしょうか。
個人の責任も当然あるので、どっちが悪い、とは決められませんが、
派遣切り・「社会が悪い」は本末転倒(上)(Voice)
の発言者である、奥谷禮子氏はザ・アールという派遣会社の社長です。ロスジェネで正社員の仕事にありつけず、派遣社員にならざるを得なかった人たちから派遣料を巻き上げていた人ですね。その人がこういう発言をしているというのが派遣会社の責任転嫁というようにも見えてしまう。言っていることは一部真理でしょうけどねぇ。
彼女の発言の中に、「毎月の給与からたとえ一万円ずつでも貯金」というのがありますが、その一万円を搾取してたのではないか、と勘ぐりたくなりますね。
いえ、ホントにその人が自堕落でためられるはずの一万円をパチンコですっているのかもしれませんよ。搾取されているストレスの発散のためかもしれませんが。