2006-05-26 正高信男「考えない人」 漫画や書籍関連 面白い本というのは、中身がある本とは限らない。 正高信男の本はそういった本だといえよう。内容そのものではなく、そこで表現されている視点が面白い。 面白いからこそ、批判があるし、版を重ねることができる。 しかし内容はトンデモ本とよばれても仕方ないと思う。 正高氏は学者であるようだが、それは霊長類研究においてであって、社会学においてではない。科学的なアプローチが無く、感性で書かれているようだ。 だからこそ面白いのだが。