「プロ」とはまぁ、何がしかをして、その報酬をもらえる
人であろう。
また、その道に関しては一流の知識と経験がある人であろう。
ところで、世の中にはたくさんの職業があり、給与をもらって
いる人が少なからずいるわけだ。
かれらは「プロ」であるのか?
私も仕事をしているし、労働の対価として給料をもらっている。
職種も技術職の部類であり、いうなればその道の「プロ」で
あるはずだ。「『プロ』の仕事をしろ」とは上司からも
言われることだ。
しかし、経験するにつれ、自分がその職種で「プロ」なのか?
と自問自答すると、「プロ」ではあろうが極めていない。
一流だ、とは考えられない。
仕事でなく、趣味の楽器演奏にしても、まぁそれなりに巧く
なったと思う。しかし「上等な」演奏ができるとはいえない。
それは経験により、より広い知識が増えたから。
世の中の人たちは自分の仕事に自信を持っているのだろうか?
私は自信など持てようがない。