グラフィックボードを交換しました。

パソコンの画面表示の機能を司るのがグラフィックボードとかビデオカードとかの名前で呼ばれているPCパーツです。
毎週のごとく新製品が出ているのですが、パーツの心臓部は二つのメーカーのチップによります。ATINVIDIAです。それぞれの会社のチップを使って、毎週のように各メーカーが新製品をだしています。最高品質のボードは6万円とかという値段で、パソコン本体よりも高かったりします。
今はパソコンのCPUよりグラフィックボードのチップ(これもCPUと同じです)で高性能化が激しいです。ただし高機能化する代わり、消費電力がどんどん多くなっています。
最新のものは300Wをこすものもあり、一昔前の電子レンジのようになって来ました。必要な電力が大きいので、新しくグラフィックボードを購入する場合、自分のパソコンの電源容量をチェックする必要があります。
私のパソコンは、購入時、静音性と高機能CPUを重視し、Intel i7-920 のCPUに静音ケース、静音電源(450W)とグラフィックボードにはGeForce8400GS(ファンレス、音が出ない)という構成でした。
 途中でディスプレイを追加して2画面にしたのですが、グラフィックボードは2画面に対応はしていますがメモリが少なく(256MB)、速度的には満足できるものではありませんでした。
そこで新しいグラフィックボードを購入しようか、と考え、情報収集するようにしました。

最終的には店員さんに聞いて、決めたのですが、店員さんは私のマシン構成を聞いて、「電源の交換を薦めますねぇ。」ということでした。

450W電源が最低推奨のグラフィックボードではGeForce GTX460のものが最高スペックですが、2万円以上します。その一つ下のランクでGTS450が1万円台半ばでコストパフォーマンスが良いです。GTS450とGTX460のスペックの差はちょっと見過ごせないぐらい大きいので、逡巡していたのですが、店で中古のATI HD5770 を見かけ、これに決定しました。
HD5770はGTX450より性能は良く、コストパフォーマンスが良いです。中古価格1万1千円で購入し、セットしました。今はこのHD5770 でデュアルディスプレイです。
HD5770はファンがついていて、音が出るのですが、普通に利用している分には気になるほどではありません。負荷をかけるとどうなるか分かりませんが、大丈夫なようです。

調べていて良く分からなかったのが電源で、「補助電源6Pin 12V(24A)が必要」と必要システムに書かれています。私の電源にはこの6Pinの補助電源がなく、グラフィックボード付属の2つの4pin12V->6Pin12Vに変換するアダプタを使っています。4Pin12Vの電源は4つの端子があり、一つがハードディスクに、一つがDVD-ドライバにつながれています。この4Pin12Vの電源は2つの系統があり、それぞれ18Aと17Aの容量があります。電源の変換で、それぞれの系統の4pin12Vから一つに変換することで24Aの条件をクリアすることになります。同じ線にDVDとHDがつながっているため、それぞれを同時に使うとき、35Aに達しないように気をつけないといけないでしょう。

まぁ、3Dゲームは危ないかもしれませんね。