ねじれ国会

参議院選挙が終わりました。
本格的に与党が変わり、8ヶ月。民主党の敗北は、与党としての仕事ぶりについての評価がされた、ということでしょう。公約として特に報道されていたことがなかなか実現できていないので、こういった結果になったと思います。

でねじれ国会ですが、3年前の参議院選挙で民主党が圧勝したときと同じようなことになっています。このときは与党(自民党と公明党)で3分の2議席を持っていたので強行採決できていたのですが、今回はそれもできないので、与党は野党へ歩み寄る必要がありますね。
ただ、もっとも影響の大きい消費税率アップはどちらも言っているので、次の国会で決まるでしょう。消費税10%に対して野党も反対はできないでしょうね。

民主党政権になって、経済は持ち直してきてはいるので、消費税10%で経済が落ち込むことの無いような政策を取れれば、まだ与党に対する評価は最悪にはならないでしょう。
難しいと思いますが。

ねじれ国会で国政が不安定かもしれませんが、こうした与党に対する評価が政策のバランスを促すと思いますので、国会が不安定な中での政権のほうがバランス重視になってよい結果になればいい、のですが。