菅総理はいつまで続けられるのか。

鳩山さんは1年持ちませんでした。
今年の参議院選挙の結果で進退が決まると思っていましたが、約束していた普天間基地の移設ができなかったことが大きかった。結果、社民党代表の福島元大臣を罷免するに至り、総理大臣としてのリーダーシップが発揮できなくなった、ということでしょう。

影の支配者といわれていた小沢幹事長を巻き添えにしたことが一番の仕事だったかもしれません。今後小沢さんがどう動いていくか、でしょうけど。

小沢さんの表立った権力がなくなり、菅総理はどう動くのでしょうか。期待は大きいです。一番は経済の復興でしょうけど、これから8月の選挙までにどれだけの成果が挙げられるかというと難しいでしょう。成果というよりはどういう方針で行くのか、政策と協力なリーダーシップを発揮できるかどうかでしょう。8月の選挙までの短期政権だ、というのが民主党内部にもあるようですが、鳩山民主党ではなく、菅民主党を支持するということが明確になれば、党内での小沢派の力が弱くなり、長期政権になれるでしょう。
菅首相はこの2ヶ月である程度強引な党運営をしていくのではないでしょうか。