VistaでQuataFire 610の設定。

私の持っているオーディオインタフェースはQuataFire610 というESi(エゴシステムズ)が出している6in10outのものです。ちょっと古く、購入してもVista向けのマニュアルはありません。入出力ができるようになったので、ここで方法をメモしておきます。

インストール方法:
インストール方法はXPと同じです。管理者権限でインストールしましょう。注意点は、ドライバをインストールしてから、最後のところで本体の電源を入れて、認識させること。
2009年5月現在でVer1.19.3 が最新です。インストールが終わると、Windowsの右下にアイコンが表示されるでしょう。


クリックすると、コントロール画面が表れます。

デフォルト設定は44.1KHzになっています。この画面のメニューからConfig - SampleRate と選択していき、入出力のサンプルレートが設定できます。

次にVistaのスピーカのプロパティを開きます。

[詳細]タブを選び、「既定の形式」で、ESiコントロールパネルで設定したサンプルレートを選択します。この二つが一致しないと音が出ません。同じように録音側も入力のプロパティを開き、[詳細]タブでサンプルレートとビットの深さを設定します。こちらもESiのコントロールパネルと一致したサンプルレートでなければ録音できません。録音できるのは96KHzまでです。192KHzとか176.4KHzを選択したら、出力しか使えません。

電源の問題について
Firewireで、6pin-4pinのコードを使えば、パソコンから電源供給ができます。私はアダプタから電気を供給しているので問題ないですが、パソコンからの電源供給ではうまくいかないことがあるらしいです。少なくとも4pin-4pinでは電源は供給できません。
電源は、マイクへの電源供給につながります。コンデンサマイクなど、電源供給が必要なマイクに48Vの電源供給が可能です。その場合、キャノン端子のマイクである必要があります。

レイテンシーについて
ESiのコントロールパネルで、Config - ASIO Latency あるいはWDM Latencyでレイテンシを設定できます。デフォルトは10msecです。再生でおかしくならない最小の時間をえらぶといいでしょう。最大は16msecです。

私は今持っているマイクが貧弱なので、コンデンサマイクを購入しようと考えています。
楽器の練習のときとか、R-09で録音することもありますが、マイクを入手したら、QuataFireで録音したものをアップしたいですね。