科学にはユーモアが必要だ

動体視力左右するたんぱく質発見…ピカチュウもじり命名(読売新聞) - goo ニュース

科学の世界では、何か新発見をすると発見者が命名権を持つ。お堅いイメージのある学術研究だからこそ、こういったお遊び的なネーミングが必要だと思う。
スラッシュドット・ジャパンを読んでいたら、次のようなのもあるそうです。
ソニック・ヘッジホッグ
シクロアワオドリン

ソニック・ヘッジホッグは、セガのキャラクター「ソニック・ザ・ヘッジホッグ
カラネーミングされていて、シクロアワオドリンは阿波踊りからきている。

これらのおちゃらけたネーミングだがそれぞれ意味があるところがユーモアたる所以。ソニック・ヘッジホッグはウィキペディアによるとたんぱく質の一種で、その形状がハリネズミに似ているからだし、シクロアワオドリンはオリゴ糖でその形状が阿波踊りに似ていなくもない。シクロとは「輪っか」の形状を現す。

ピカチュリンだって、その性質がピカチュウに似ているからであるわけで、こういったネーミングセンスって、科学者だからこそ、という気がする。
単なる語呂合わせではなく、何かしらの意味的共通点を盛り込む。親父ギャクとは一味違うんだけど、その一味違うことが分からない人が多いんじゃないだろうか。