私は色の違いが分かるけど

小学校のときだったと思うけど、色覚調査があった。
色とりどりの○が並ぶ中に、別な色の○があり、その色だけで見ると、数字が浮かび上がる、というもの。
色覚が弱い人は、ある種の色の違いがはっきり分からない。
どのように感じるか、というのは本人じゃないのだから分かりようがない、のだけれど、ディスプレイメーカーのEIZOからどのように見えるのか、シミュレーションのできるディスプレイが出ているようです。
サンプル動画YouTubeで出ています。

これを見て驚いた。しゃきしゃきしたレタス、新鮮な色とりどりのパプリカ、真っ赤なトマト、茶色のハンバーグに赤いソースをかける。というおいしそうな映像が、色覚シミュレーションでは野菜の色の違いが分からない、分からないし、色が美味しそうではない。

色覚の弱い人たちはこのように見えているのだろうか?
生まれたときからこのように見えているのであれば、慣れるのかもしれないが、新鮮な野菜や果物の色をみて美味しそうと考えることはないと思う。

カラフルにして見やすくなるのはよさそうだけれど、本当に必要か?帰って見にくくなる人がいるのではないか? ときちんと考えることが必要だ。