20世紀の音楽は、リズムが支配した時代ではないかと思う。
つまり、巷に溢れる音楽のほとんどにドラムセットを使っていると思われる。
ドラムセットでなくても、リズムマシンの場合もある。
これらはどういうものかというと、拍子がはっきりしている、テンポの揺れが無い、ということだと思う。
ドラムセットは20世紀にJAZZで使われ始め、今ではどこのバンドでも使われている。
電子機器の発達でドラマーがいない場合はリズムマシンでビートを刻むことができる。
いろいろな音楽ジャンルもリズムパターンで分類していたりもする。
ドラムセットを使わない伝統音楽にドラムセットを持ち込むことでポピュラーとの融合が図られたりする。
音楽の3要素はリズム・メロディー・ハーモニー ということだが、リズムは音楽を支配している。
その音楽を支配するリズムが、ドラムセットやリズムマシンによって実際の音になっている。ポピュラー音楽はドラムによって命が与えられているのだ。
20世紀の音楽は多岐にわたっているので、音楽史としてはまだまとまってはいないと思うけど、ドラムセットは20世紀の音楽で非常に重要な発明であることは間違いない。