海老蔵の顔面手術ときいて

昔見た映画の一シーンを思い出しました。
「ゲームの達人」です。
映画の中でサドの人が女性をボコボコにして彼女の顔面がパンパンになり、手術室へ。
医者が「これはひどい」といって彼女の顔が映し出されるのが本当にパンパンに膨れている。顔面の複雑骨折だったかな。
「もうやめて・・・。ごめんなさい・・・」
とかのせりふがあったと思うんだけど、このシーンが怖かったなぁ。

映画の中だけど、加減というものが実際にわからない人はいるわけで、過剰な暴力で殺してしまった人たちもいる。映画を見た頃はそういうことを知らなかったから、そこまで暴力を奮い、しかもそれで興奮する人がいる、ということに恐怖を覚えたのかもしれません。

本では過去の人間が行った残虐行為の数々を読んだことがありますが、知識として怖い人たちがいたんだ、と思うだけで、映画のときのようにぞぞぞ~っ、と来ることはありません。

あのぞ~っ、とする感覚、があるから自分は人をそこまで殴ることは出来ないだろうな、と思います。海老蔵を殴った人がどういう人かは分かりませんけど、普通の人は興奮して一、二発でも殴ってしまえば、さぁーっと血の気が引いて「ヤバイ」と思うものではないのでしょうか。