演奏会に行きました。

今日は知人が受付をする、ということで情報を得たイタリアバロックの演奏会に行ってきました。

リュートとバロックフルートによる音の会話」
と銘打っています。

リュート、と書いていますが、プログラム上でリュートを使った曲はありませんでした。
バロックフルート(つまりトラヴェルソ)の伴奏としては大型のリュートであるテオルボを使っての演奏です。しかしリュートとしているので、リュートも登場しました。
テオルボの説明の中でリュートの話が出て、「これがリュートです。こんな音がします。せっかくですので1曲リュートで演奏しましょう」
リュートの演奏もしてくれました。
バロックギターもソロ演奏もあり、18世紀に作られた本物のバロックギターで組曲「とっても面白い、いろいろな国のトランペットと民謡」という組曲がありました。
宮廷ごとにある軍楽隊が持っているメロディーをギターで紹介する、というもの。
トラヴェルソ演奏家は地元でレッスンをしているらしく、特に楽器の説明はありませんでしたが、リュートについての質問役といったかんじで、いろいろリュートやギターについて聞くことが出来ました。
ギターの人は最近トラヴェルソを始めたらしく、デュエットの小品も演奏してくれました。伴奏者がいないので、お客の中から「テオルボヲ弾いてみたい人?」と募集し、実際に演奏させて(4つの開放弦の音を4分音符で20回繰り返すだけですが)しまうという荒業で観客は楽しめました。