「幸福の科学」が次期衆院選で候補擁立へ 「政教分離」についてどう思いますか?
公明党の支持母体が創価学会というのは知られていると思いますが、公明党自体は創価学会とは分離しています。
それは政治と宗教は別々にするべき、というコンセンサスがあったからでしょう。
今年は衆議院選挙の年ですが、宗教団体「幸福の科学」が政党を立ち上げ、選挙に立候補者を擁立するようです。
「幸福の科学」が衆院選で候補擁立目指す 25日に記者会見 - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090520/stt09052>>続きを読む
この記事についての意見:
どちらでもない、その他
トピ主です。
意見をいろいろ伺っていますが、私にはまだ分からない、というのが正直なところです。
歴史的に宗教団体が政治に介入して、悲惨な結果になっていることもあるけど、一方民主主義では多数決の論理があり、同じ意見である人たちが集まり、政治団体を作るのは保障されている。その同じ意見の人たちが同じ宗教の人たちで宗教団体が政治に関わろう、とするのを禁止するのはおかしいようにも思います。政治思想の自由と信仰の自由とが重なる部分があるなら、宗教団体が団体として政治に参加することをとめることはできないと思います。
ちょっと考えたいのは、宗教側も政治に参加しよう、という考えの人たちと宗教としては政治には関わらないようにしよう、というのがあることです。
日本においては、伝統的な宗教団体である、本願寺やキリスト教といったところは団体として政治に参加はしないようにしています。信者が個人で政治家になるのは妨げないし、その政治家の活動に宗教的思想が関わるのは仕方が無いことでしょう。
私が思うに、伝統的な宗教は歴史から団体として政治に参加することは結局宗教のためにはならない、と学んでいると思います。
政治に参加して他の宗教を排斥するようになれば、それは後に自分に周ってきます。
宗教団体が継続して存続し、その教えを継続して広めようとするには政治に参加するのはデメリットが大きいのではないでしょうか。
政治に参加しようとしている宗教は、宗教としての歴史が未熟ですから、若いときには無謀なことをしてしまうものなのかもしれません。