ネット時代の名誉毀損

ネット上の発言でも、名誉毀損罪で訴えられることがありますが、ふと気になったことです。

いま、ネット上の名誉毀損について調べても、日本国内の話です。2チャンネルのような掲示板でも、個人のサイトでもいいですが、これらは日本人が、日本人の名誉を毀損している、として訴えられています。

しかしネットの世界は国境が無く、海外の人が誹謗・中傷することは起きるでしょうし、すでに起きているのではないかと思います。
明らかに日本人向けのアダルトサイトなど、日本国内で営業していれば法律違反になるはずですが、海外で営業しているので法律違反に問われないように、海外から日本の個人・法人を中傷しても、日本の法律は適用されず、悪口の言い放題ではないでしょうか。

もしかするとすでにあるのかもしれませんが、日本語でのコミュニティサイトあるいはSNSといった日本語使用者向けサービスを海外のサーバーで営業することは可能なのでしょうか?
企業が運営している口コミサイトなどは不適切な発言を削除するなど、編集が入って個人・法人の名誉毀損にならないように注意していますが、海外で営業すれば、そういうことも必要なくなるのかも?
そういったサイトがあったとして、どれだけの信頼性が得られるかどうか(書き込みを信じられるかどうか)は疑問ですが。

悪意を持って、個人・法人を中傷するなら、海外にサーバーを置いて日本の法律が及ばないようにすると中傷し放題となっている気がします。