風呂に入りたくなる?

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ヤマザキマリ
エンターブレイン

1巻の衝撃そのままに、2巻でも飛ばしてます。テルマエ・ロマエ。
ローマの平和(Pax Romana)の時代は、皇帝がローマ市民のために娯楽を提供していていて、ローマ観光には競技場(円形闘技場)が欠かせません。しかし戦車競技ばかりが娯楽ではなく、日常の風呂も娯楽のひとつだったようです。日本人の温泉好きも凄いものがありますからね。
1巻最後で妻に愛想をつけられ、実家に帰られてしまったルシウス。どうなったのでしょうか? 
ルシウスの今後も気になりますが、風呂関連のアイデアはいつまで続くのでしょうか?来年春には3巻が出る予定ということで、まだまだアイデアはあるようです。期待して3巻を待ちましょう。それまではこの2巻を読みながら「くくくっ」と笑うのも幸せです。作者の風呂とローマに対する愛情の深さがマンガからも、途中にはさんでいるコラムからもにじみ溢れています。
一番笑ったのは最後の3巻発売の広告で「イタリアの新聞に『ローマ帝国ついに日本の漫画界を征服!!』」と書かれていたことですがけど。