現代でも続いているとはなぁ。

江戸時代、打ち首となった下手人に死刑執行を引き受けていたのが山田家です。
浅右衛門が山田家の当主が代々受け継いだ名前です。人斬り浅右衛門と呼ばれていました。
人斬りということで人々から恐れられていたわけですが、一方、憎まれてもいました。
そのためか、山田家は薬の調合も生業としていて、人のために、ということをしていたみたいです。
その薬ですが、野草などのほか、山田家ならではの薬がありました。
山田家ならではの原材料、すなわち死体です。
人体の肝臓や胆嚢などを原料とした丸薬をつくっていたのです。
こういった東洋の伝統的な薬には野生動物の肝臓などが原材料のものがあったようですが、特に一番効く、といわれていたのが人間の肝臓を使ったものだったようです。
明治以降、西洋医学が主体となった日本では廃れていった薬ですが、世界にはいまだに効用がある、と信じられている国があるようです。

死んだ幼児で作った中国産『人肉カプセル』 本当に韓国で流通していた!
医食同源という原則があれば、当然のように人間に一番いいのは人間を原材料にしたものという考えになるでしょう。中国には赤ん坊のスープがあった、とも聞いています。ネット上には写真もあるとか。
韓国でも一部のひとには人間を材料とした薬に人気があるのでしょう。

突拍子もない話ですけど、似たようなことが最近の日本でもおきました。
放射線対策に「米のとぎ汁乳酸菌」 専門家から効果に疑問の声

科学的に考える、ということですが、理論的に考えれば疑問に思ったはず。それでも子どものために何かしてあげたい、という親の気持ちが藁にもすがる気持ちで実行してしまったのでしょう。

今では藁も怖いですけどね。