過去のことの確認もいいけど、現在はどうなのか?

福島原発の事故についての報告内容についてニュースになっていますね。

核燃料、圧力容器貫通の可能性…政府が報告へ

原子炉内の燃料が高熱で融解し、底にたまった後、その熱で原子炉の圧力容器を突き破って格納容器にたまっていると思われているようです。

格納容器はどうなんでしょうね? 格納容器の壁は圧力容器より薄いそうです。熱が保持されたままなら、格納容器まで貫通してしまう可能性があると思うのですが、現在はいったいどうなっているのでしょう?

メルトダウンが起きていたとき、水を注入し、温度が高くなった、といってはどんどん注水していましたが、今でも温度が上昇した、といってニュースになっています。これは底にたまっている核燃料が依然として熱を持っていて危険な状態が続いている、ということではないのでしょうか。
原子炉建屋に水があふれていましたが、格納容器に穴が開いて水がもれ出ているのではないでしょうか。

水素爆発時の放出放射線量が77万テラベクレルと上方修正されましたが、現在も総放出放射線量は増え続けているはずで、メルトダウンした核燃料が再臨界してさらに放射性物質が増加する可能性も残っていると考えると、チェルノブイリと同等の放射線量が撒き散らされる可能性があるのではないでしょうか。

東電は過去の情報の修正も必要でしょうけど、現在どうなっているのか乃報告をもっとするべきではないでしょうか。