ネット時代の作家の危険性

先ほど、驚いたニュースがありました。
作家村崎百郎さん刺され死亡

本によって影響を受ける、という人は多いでしょう。自己啓発本など、影響を与えることを目的に書かれているようですし。
自己啓発本のような、実践を薦める本、というのはえてして嘘っぱちあるいは本当に実践しても成功することはほとんど無いものです。「株で儲ける」「成功者に聞く10の方法」とかといった類の本は、得るところはあるかもしれませんが、本気で信じて失敗するのは個人の責任です。本の作者に責任はないでしょう。

しかし、こういった実践本の作者は講演とか商売とかである種、カリスマ的魅力をもっているものです。心酔して実践している人もいるでしょう。

こういった本は、恨みを買いやすく、出版社は著者の本名とか住所とかは秘密にしていたものだと思いますが、最近はネットで作者の情報が公開されていて、調べれば住所がわかるようにもなっています。
信者は怒りの捌け口を作者に向け、今回のような最悪の状況になりやすいのではないでしょうか。

出版社とかこういった実践系の本を出している著者などがどういう行動をとるのか気になります。