トイレのドアノブの小窓

店の中にあるようないろいろな人が利用するトイレにはドアノブに小窓がついています。ドアノブには色がついていって、赤色なら中から鍵がかけられていて利用中であり、青あるいは緑なら空いていることを表します。

ふと思ったのことなのですが、このドアノブ窓は、外から中が利用中かどうかを判断するためのものです。鍵がかかっている場合に、色が変わるようになっていますけど、内側からは分かりません。内側からも、鍵をかけたかどうか分かるようにすると便利でしょう。
必要ないと思うかもしれませんがそうでもないと思います。
だって、トイレの鍵を閉め忘れ、利用しているあいだにトイレのドアを開けられて恥ずかしい格好を見られてしまった/見てしまった、というエピソードを良く聞くじゃないですか。
ですから、トイレをあけるときはノックしましょう、という教育を受けるわけです。
使っているときにノックされるのは気分のいいものではないですから、ドアノブ小窓で中が利用されているかどうかわかることはノックしないでも済むようになり、中の利用者が安心して利用できるわけです。

ところで、トイレを利用するときは、切羽詰っていることがあります。
ドアの鍵を閉めたかどうかという1分前の記憶さえおぼつかない。
そこで、トイレの内側からも鍵をかけたかどうか分かるようにしておくといい。
内側から鍵をかけたことが分かると、鍵をかけ忘れて恥ずかしい格好を見られてしまうこともなくなるでしょう。

え、アメリカはだから足元が見れるようにしている?

なるほど。