公開された記者会見

岡田外相が公言したように、外務省の閣僚会見は、今までのような記者クラブではなく、メディアに広く開かれました。

ネットメディアのJ-CASTさんも参加し、記事を出しています。
フリーやネット記者が参加する「歴史的な日」 外相記者会見のオープン化が実現
当日の映像は、ニコニコ動画でも中継されました。

初めてのオープン化記者会見だったせいでしょう、会見の開放についての質問がでていますが、これからはきちんと、閣僚の報道内容に沿った質問をして欲しいものです。

これからは会見での閣僚の発言だけでなく、閣僚の発言に対して、誰が(あるいはどこのメディアが)どういった質問をしたか、という部分が公になり、記者たちへの批判も出てくると思います。記者の方々は批判によってブラッシュアップし、さらに良い記事が出来るように切磋琢磨することが求められるでしょう。

逆にネットでは、記者会見に参加した各メディア批評が広まって欲しいと思います。それはメディアの批評ではあっても、どのように各メディアの記事を読めばいいのか、の指針になるだろうと思われるから。

ネット上で人気の出る記者が出るかもしれませんね。「この記者の質問は鋭い!」みたいな。