日食の見方

太陽を直接見ないように、というのはもちろん、濃いサングラスや煤をつけたガラスでもだめだそうです。
昔は煤月のガラスで見てみましょう、というのだったと思うけど。
そのため今では直接見ても大丈夫なように専用のグラスが売られているようです。
そういえば私はネガの黒い部分を何枚か重ねてみましたね。

しかし、直接見ると太陽は小さいです。今回の日食は本土でも半分以上が欠けるので大きくみたいですね。そういう場合は望遠鏡を使いましょう。
ハレー彗星とか天文の一大イベントがあったときに小さくても望遠鏡を購入した人は多いんじゃないでしょうか。それがあれば太陽を直接見るのではなく、紙(スクリーン)に写してみるのがいいです。
中学の理科で凸レンズや凹レンズについて学びますが、レンズを通して光が像を結ぶと、実像や虚像ができます。紙などに写してみる像は実像といいますが、ピントを合わせて結構大きく写ります。黒点観測などを経験した人は知っていると思いますが、太陽観測は直接太陽を見るのではなく、スクリーンに写した画像を観察します。
直接見るのと違って、上下左右が逆になりますが、大きく見えるので分かりやすいです。
コロナをみたいのであれば直接見るほうがいいので、その場合は専用のグラスを使ったほうが良いですね。

今回は、ひまわりからみた地球に写る月の影を公開する、というのでこちらも期待しましょう。ぼやけているけど月の影が地球に落ちるのが分かると思います。