誰が作っているかが問題。

視聴率に代わるテレビ番組評価 優良放送番組推進会議が発足(産経新聞) - goo ニュース

テレビ番組の評価は、視聴率ということになっていて、その視聴率はビデオリサーチ社の独占状態になっている、これは問題だ、というのは良く聞くこと。それでも機能しているのはそれなりに市場(すなわち視聴者の意見)が反映しているからでしょう。
ところで今回発足した「優良放送番組推進会議」は国内大手26社が立ち上げたものだそうです。サイトを見ると、大手の企業が名を連ねています。
トヨタ自動車旭化成、出光、キヤノン全日空、第一生命、大和ハウス
中外製薬東京電力、日立、 パナソニック
などなど。名前が知られている企業ばかりですが、なぜ知られているか、といえばテレビCMの影響が大きくないでしょうか?
テレビ番組はスポンサー、つまりCMの提供会社が番組制作費を出資して作られるもの。その金を出す側が番組の評価をする、というのです。

そりゃだめでしょ。番組制作会社に圧力をかけるのに大義名分を作りたいのでしょうか?

評価するのは番組制作に関係ないところがやらないと。
評価機関が増えるのはいいことだと思いますが。

まぁ、スポンサー企業がスポンサーしている番組の評価をどうするか、というのは面白いですけど。