「かけがえの無い」地球でなくなる日も近い?

太陽は恒星といって、自分で光る星です。太陽の周りを回るのが惑星や彗星です。
太陽系の惑星のうち、冥王星が惑星の地位から矮惑星となりました。さらに小さい惑星は小惑星となります。

惑星は自分からは光らないので、太陽系外にある惑星は見つけるのが難しい。でも技術の発達で、近傍の恒星の周りを回っている惑星がいくつか見つかっています。
ほとんどは木星や土星と同じような大きい惑星ですが。
今回はそういった大きい惑星ではなく、地球や金星のような小さな惑星が見つかりました。
「最も地球に似た」太陽系外惑星を発見

また、この惑星系には太陽との距離が適当で、水が液体として存在する可能性が高い空域にも惑星があることがわかったそうです。地球の7倍という質量のこの惑星には確認ができていないものの、氷とか海などといった大量の水を保持している可能性がある、ということです。

この惑星系は太陽系からわずか20光年ほどの距離にあり、他にも太陽系近傍の恒星に惑星が見つかっています。観測技術の向上により、今後見つかる惑星は増えていくでしょう。観測技術が向上し(月面上に望遠鏡を設置するなど)、太陽系外の惑星の組成がわかるようになれば、液体としての水が存在しているかどうかがわかるようになるでしょう。
今回の発見は、液体としての水が存在する可能性のある惑星が見つかった、という点でとても面白い。
「かけがえの無い地球」といいますが、今日は奇しくもアースデイです。アースデイに地球に良く似た惑星が見つかった、というニュースは面白い皮肉ですね。