4月には防衛大生の街デビューがあります。

横須賀はいわずと知れた(?)軍港です。地方総監があり、海上自衛隊の隊員さんが多いのはもちろん、防衛大学校もあるので、幹部候補生もいます。さらに少年工科学校があり、市内の自衛隊関係者の人数は日本随一といえるでしょう。
これらが4月にもたらすものは、初めての休日に繁華街を練り歩くパリパリの制服が初々しい新人さんのご一行です。
20人程度のグループが、上級生の案内に従って街を練り歩いているのですが、まだまだおのぼりさんという感じで、これからの特訓がどれほどのものかわかっていないのでしょう。私もどれほどきついのかはよく知りませんが。夏に猿島まで遠泳するのは聞いています。
最近感じ始めているのは、防衛大生の人たちが温くなってきているのかな?ということ。 防衛大生は、電車で座ることはありませんでした。少なくとも制服を着ている間は。数年前ぐらいから、立っている人がいなければ、座るようになりました。
先日は立っている人がいても座っていました。

自衛隊員の伝説的な行動(http://himasoku123.blog61.fc2.com/blog-entry-660.htmlにかかれているような)も、日ごろの訓練の賜物なのですが、果たして数年後、自衛隊の矜持は守られているのでしょうか?

電車で座ることと、自衛隊の矜持とは関係ないかもしれません。
ただ、防衛大生は本来の意味においてエリートだったと思います。今後もエリート足りえるか、というのは防衛大内での教育如何にかかっているでしょう。