ニュース畑にコメント「報道機関の科学リテラシーを向上させないと」

なくならない「永久機関」詐欺、全国紙も「発明」を報道 サイエンス・リテラシー向上のために何が必要なのか?


昔から世界各地でなくならない「永久機関」詐欺。みなさんはご存知ですか?

永久機関」とは、「外部からエネルギーを受け取ることなく、仕事を行い続けて外にエネルギーを供給する装置」のことですが、熱力学の法則から否定されており、こういった装置は実現不可能なものです。

永久機関Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E4%B9%85%E6%A9%9F%E9%96%A2
> これが実現すれば石炭も石油も不要となり、エネルギ>>続きを読む


この記事についての意見:


 情報発信者のリテラシー向上が重要




義務教育での科学教育の向上が重要ではないというわけではないし、成人になってからの基礎科学知識の普及だって重要です。
しかしもっとも重要なのは情報発信者つまり報道機関の科学リテラシーの向上がもっとも重要と考えます。
なぜなら、1次情報に触れるのは報道するこの人たちであり、報道するには1次情報を理解する必要があるでしょう。こういった科学情報を理解するには専門家と同等の知識理解力が必要です。
ところが今までの報道からは、自然科学についての高等教育を受けているとは思えないような記事が多いです。科学技術も分野が広いので、少なくとも大学の理系の学部それぞれの院卒程度、できれば博士課程を修了しているぐらいの人を用意しておくべきです。

でなければ、新聞報道では「報道内容については証明されたものではありません」というような注釈をするべきではないでしょうか。



ニュース畑の記事を読む