オバマの就任演説は感動を呼ぶか

アメリカ第44代大統領に赴任する、バラク・オバマ氏の就任演説が、今夜行われます。
大統領選挙勝利後、勝利宣言の後の演説についても就任演説といわれていたので紛らわしいですが、今回のは大統領就任式の中での演説なので、真の就任演説といえるでしょう。
前回の勝利宣言後の演説では「Yes, we can.」(「そう、我々には出来るのだ」)が流行語のようになりましたが、今回はこれを膨らますのでしょうか、それとも新しいフレーズを作り出すのでしょうか。
英語の達者な人は演説のうまさを指摘します。リンカーンもそうだったようですが、アメリカでは演説の上手い総理大臣は人気がありますね。
時期的にも100年に一度と言われる恐慌の中での就任ですし、歴史的大統領になるだろうと思われます。
ルーズベルト大統領がアメリカの経済を立て直した、と言う評価と同じようにオバマも経済を立て直せるのでしょうか?
1929年の大恐慌のとき、当時のフーバー大統領は経済政策を失敗したと言われていますが、彼も1933年まで、つまり世界恐慌の後3年間大統領を務めています。今回の不況もまだ始まって間もないところなので、オバマが失敗する、あるいは目に見える回復がない、ということも十分ありえそうです。

そのオバマ氏の就任演説は日本では未明に行われるので、明日のニュースはこれで持ちきりでしょう。
「感動した」と言うものが多いと思います。どういう演説になるか、期待して待ちましょう。