派遣村は12日まで延期

都内の4つの施設に別れて、12日まで派遣村の村民は寝泊りができるようになったそうです。今夜はそれぞれの施設で夜を明かしているのでしょう。ニュースでもトップに扱われていました。

それでも12日までで、その後はどうなるのでしょうか。
生活保護申請もしているようなので、通るといいですね。

WEBでは、また坂本総務政務官も、派遣村村民にまじめに働こうとしない人がいるのではないか、との疑念があるようです。
派遣村、まじめに働こうという人なのか?と坂本総務政務官

確かに、仕事をしないでも生活できるなら、仕事をしなくなるかもしれません。
とはいえ、まじめに仕事をしたい人が仕事できなくなるようではいけませんから、派遣村の活動は続けながらも、生活保護をたかろうとする人たちへの対応も考えなければいけないですね。

あと、「求人はある。えり好みしすぎなのではないか?」という意見ですが、えり好みしない、ということは正社員になってもワーキングプアになるだけでは?
就職するにも、生活できるだけではなく、生活設計ができるようでなければいけないのではないでしょうか。そのためには就職の条件というのが出てくるわけで、それは選り好みというのとは違うと思うのですけどね。
求人しても人が来ない、と言っている企業は、果たしてその求人条件は妥当なのかどうか吟味してますか?
ほとんど最低賃金レベルで残業も多く、月100時間残業も普通。だけど経営が悪くて残業代は出ません、とかしているのではないですか?それは企業が悪いと思いますよ。求人はそれぞれですが、不況で買い手市場になっていると、全体として、企業の求人条件が悪いと言うことだと思います。選り好みとは違うんじゃないかなぁ。個人個人の状況をみれば、それは選り好みだろう、と言うのもあると思いますけど、総体としての求人に対して募集が少ない、というのは条件が悪い、と思います。