融資先として面白そうだけど

ネット上で個人がお金貸し借り P2P融資今秋にスタート

あなたはお金に困ったとき、どうしますか?
どこまで困っているか、で変わると思いますが、いくつかあるでしょう。
・節約してお金を工面する。
・支払いを後に回してもらう。リボ払いだと支払いが後ろに回る。利子がつくけど。
・持っているものをブックオフとかオークションとかで売る。
・親類に借りる
・知人に借りる。
・金融業者に借りる。

といったところかと。
で、「知人に借りる」という選択肢を利用している人は結構いるような気がします。
職場などで
「ちょっとタバコ代(コーヒー代)を貸して」とか、
「今月苦しいんだ。来月返すから2万円ほど貸してもらえないか?」
とかいっている人がいませんか?

私は知人から借りないし、貸さないので、今日取り上げるニュースも他人事ではあります。
P2Pとは記事内ではPeople to People の略としていましたが、ネットでは
Peer To Peer(ピアツーピア)が正式でしょう。ひとつのPCとひとつのPCを結ぶもので、
IP電話などが代表です。peerとは同僚という意味。ひとつのPCは同時に一人のユーザーが
使うので、一人から一人への通信ということでPeople To Peopleも間違いでは無いようですけど、
記事ではワザと間違えているような。

ネットワークが広がり、コミュニケーションツールとして広く使われている以上、
知り合い同士でお金のやり取りが発生するのは必然ともいえます。
ネットでは顔が見えず、ネットだけで知り合った人にお金のやり取りをするほど信用は置けませんから、
現実の知り合いが離れ離れになり、ネットで連絡してお金のやり取りをする、というのはありそうです。
オークションで知り合って、信用できるから、ということでお金を貸すこともあるかもしれません。

しかし一般的に考えれば、ネットだけの知り合いにお金を貸すことは考えないでしょう。
しかし間に業者が入ることで相手の信用を気にする必要をなくすことができます。

金融関係の法律でどう扱われるのか良くわかりませんが、貸すほうは新しい融資方法として、借りるほうは
街金を使わない方法として、これから広がりそうな気配はあります。

今のままでは犯罪の温床となる可能性が高いので、どう解決するのかが課題でしょう。

例えば法律上限以上の金利(例えば10日で2割)で貸して、ばっくられたら中間業者が支払い代行するのでしょうか?
貸したお金は必ず返ってくるとは限らないことを周知させる必要があるでしょう。

FXや株に比べて低リスクかもしれませんが、貸すほうにリスクはある。
中間業者はいかに回収率を上げるか、がネックでしょうねぇ。