公務員だから

企業の就業規則によくある項目が、副業を認めない、というのがある。
ただし、労働基準法からいうと、副業は認められるし、判例として副業を理由に解雇された従業員が訴訟を起こしたものがあり、勝訴している。この間読んだ「どこまでやったらクビになるか」のなかでも副業についての章があり、その業務に支障がなければ副業を理由にクビにはできないことが書かれている。
今日気になったニュースは、これ。
「昼は市役所勤務、夜は清掃アルバイト」市川市職員を処分
市川市の職員が、退社後あるいは土日にアルバイトをして年間100万に達するような金額の副収入を得ていたもの。生活費用に少しでも収入を増やしたかったと41歳の主任は語っているらしい。
記事によると、この主任は欠勤もなく、市職員として問題なく就業していたらしい。
先の労働基準法に当てはまるならば、何も問題がないようだが、残念ながら公務員には当てはまらない。公務員には公務員法があって、無断での副業を禁止している。感情的には副業してもいいじゃないか、と思うけど、無断で、というのがダメ。しかし上司の許可があれば公務員でも副業できる。生活が苦しくて副業したい、ということならば上司も認めるだろうと思う。
言及10分の1を6ヶ月ということだから半年はちょっと生活が苦しいだろうけど、副業を認めてもらって、公務員の仕事も清掃業も頑張ってもらいたい。
または他のより収入のいい仕事に転職するかかなぁ。

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