選挙期間はうるさいよね

私の住んでいる市でも今週は市議会議員選挙の真っ只中。昼間は選挙カーが声を張り上げて候補者の名前を連呼している。

選挙カーや街頭演説のうるささに辟易している人は非常に多いと思う。
政治離れ、というより選挙に投票しない人たちの原因のひとつには、選挙の方法にあるのではないか、と思う。
当日のことではなく、選挙までの数日間の動きだ。
なぜ、これほどうるさいかというと、ひとつは候補者密度。市議会議員なので候補者が多く、市内でしか活動しないから、いたるところに候補者がいる。さらに、期間が短いので、とにかく名前を覚えてもらうために名前の連呼に終始する。
同じことばかりしゃべるのでうるさい。

選挙期間はうるさく、精神衛生上よろしくないのだから、それの元となる選挙に参加したくなくなるのも無理からぬことではないか。
さらには、真面目に候補者の話を聞いても、候補者を選ぶために知りたいことを話さない。
「皆様の声を市制に生かします」
「市制を変えなければいけません。そのために私を市議へ送り出してください」
「頑張ります」

私が知りたいのは、今、市で問題となっているのは何で、あなたは賛成なのか、反対なのか、 ということなのだが。

選挙期間は長くするべき。候補者が名前を連呼しなくてはいけないような選挙は無意味だろう。
だれでも、どの候補者がどういう意見なのか、ということを分かるようにして欲しい。また、現職であれば前回の選挙で何を言ったか(マニフェスト)、何をしてきたか、ということも分かるようにして欲しい。