ホームページの寿命

WEBの歴史はまだまだ浅い。とはいえWEBワールドは人文学的にも非常に興味の
ある世界だと思う。

Googleで「WEBの歴史」を検索した結果をつらつら眺めると、WEBそのもの歴史というより、
WEB技術の歴史になっている。

しかし、WEB上のサイトの歴史というのは研究しているのだろうか?
しているだろうな、私がしらないだけで。

こんなことを思ったのは、何年か続けて読み続けていたサイトが閉じられたから。
WEB上のホームページやサイトは年々増え続けているが、同時になくなったページも多い。

有用だ、とか面白い、といったページ、特に個人が作成したページは、いつなくなるとも知れない。
WEB史を語る上で、ページビューの多かったページ、他のサイトに影響を与えたサイト等は
保存しなければいけないと思う。

非人道的だとか、裁判とかで、公開の差し止めがありうるとは思うが、サイトのデータそのものは
保管するべきだ。

プロバイダ各社は、共同でホームページの保存につとめなければならない。

それは文化であり、遺跡だからだ。