ばっかり食べと主食

TVで、最近の子供たちに「ばっかり食べ」が増えている、ということを聞いた。
「ばっかり食べ」とはその名のとおり、ご飯ならご飯だけ、魚なら魚だけ、を
食べて、ご飯とおかずを交互に食べないのだそうだ。

そのときはそういうものかと思ったのだが、気が付いたことがある。

ご飯を「ばっかり食べ」でうまいのか?

お米が嫌いという日本人はそういないだろう。かといってお米が好きで、ご飯だけでも
3杯食えるぜ! という人もいないだろう。
ご飯はおかずといっしょに食べるものだ。また、そうしないとご飯だけでは
そうそう食べられるものでもないと思う。

「ばっかり食べ」の子供たちはご飯はおいしいのだろうか?
それほどおいしくないと思うのだが。

「ばっかり食べ」だとご飯は主食から転落するだろう。
個々のおかずを独自に食べているなら、主食としてのご飯は意味をなさない。