真実が公開されることを望む

山口県の連続殺人放火の容疑者が捕まったそうです。

そのこと自体はほっとするのですが、関連して次のようなまとめがありました。

山口県周南市 5人惨殺事件 犯人逮捕の経緯
いわく、
容疑者は都会で左官として働いていたが両親の介護のため、山口にもどる。
村おこしを提案するが大反対される。
村の草刈をすべて任せられる。草刈機の費用や燃料代は容疑者持ち。
ある日、草刈機が草と一緒に燃やされる。(村人が火をつけたらしい)
容疑者がもらった退職金を村人全員に配るよう脅される。断ると胸を刺された。
刑事事件となり警察もここの住民をマーク。
容疑者は犬を飼うが村人(殺害された)が除草剤を蒔いたり近くで農薬を蒔く。
被害者宅や容疑者宅でボヤ騒ぎ
積りに積もった恨みで容疑者は村人を惨殺、放火。
警察は村人全員が容疑者による殺害のターゲットと判断し、村から離れるように指示。
警察は「村人を殺して真実が闇に埋もれていいのか」と説得、身柄を確保。

学校の中でいじめに合い、自殺してしまう、という事件がありました。
自殺しなくても、「こんな仕打ちも卒業するまでだ」と我慢している人、してきた人が多くいることでしょう。

しかし生活の場である村の中でいじめに合った場合、希望がありません。容疑者は両親の介護ということがあり、逃げ道がなかったのでしょう。精神安定用の薬も使っていたらしいです。

こうした事件では容疑者が自殺するなどで真実があやふやなままで終わることが多いのですが、容疑者はすべてのことを公にしてほしいです。

現実として、5人を殺害したら死刑はまぬかれないと思いますが、真実をすべて公にすることが容疑者にとっての責任であるのではないでしょうか。すべての事実が明らかになるまで、死刑判決が出たとしても執行せずにいてもらいたいものです。