パピルスは今でも作られています。

古代エジプトから中世にかけて、記録を残すにはパピルスとか羊皮紙が使われていましたが、これらは現代でも作られています。
パピルスで作った封筒とか素敵じゃないかと。

一方、パピルスは古文書の香りがします。パピルスに古代の言葉で文字が書かれているだけでなんだかインディー・ジョーンズの世界に来たかのようでロマンがあります。

そんなパピルスの破片にコプト語の文字が書かれている、そしてその内容がニュースになりました。

キリストの発言記したパピルス片発見、「私の妻は」の記載

キリストはマグダラのマリアと結婚していたかもしれない謎のテキストを発見

Yahooの記事では写真がありませんが、Gigazineの記事には動画と写真があります。

本物だとしても3~4世紀の文章で、イエス・キリストが十字架にかけられてから200年以上経っているときの話なので、当時この文章を書いた人たちのグループのイメージでしょう。

いうなれば、現代の作家が資料を基に江戸時代を背景とした小説を書いたようなもので、徳川家光は本当は女性だった、というのと同じようなものです。

化学分析と年代測定の結果を知りたいですね。
しかし写真を見るとコプト語ってギリシャ語みたい。