惑星間を漂うイカロスを見つけたそうです。

太陽風を受けて太陽系を動き周る宇宙帆船の実験機、IKAROSですが、冬眠状態から復帰し、地上の管制室で電波を確認したそうです。

IKAROS(イカロス)専門チャンネル

太陽電池で動いているので、太陽から遠くなると作られる電力が足りなくなって活動できなくなります。そこで機能をシャットダウンして、電力の回復を待っていたそうですね。
今年の春から計算上太陽に近づいているのでシャットダウンから回復し、地球に向けて電波を送っていることが期待されていました。

軌道計算しても非常に遠いために誤差が大きくなり、どの方向へアンテナを向けるのかが難しかったのではないかと思います。しかし先日ついにイカロスからの電波を確認した、とのこと。

イカロスの状態は確認中ということですが近いうちにどういう状態なのか発表があるでしょう。

イカロスを使ってまた何か新しい調査が可能になるかもしれませんね。