裁判所が宗教を判断するのか?

今日のニュースのなかで、こんなのがありました。

「陰陽師グッズは神を冒涜」 京都・晴明神社と土産物店が対立

清明神社といえば、安倍晴明を祭る神社で、陰陽師の小説やアニメで人気がでた、いわゆる「聖地」と呼ばれる場所でしょう。人がたくさん集まるところには商売人が集まります。

商売人は、安倍晴明の人気を利用して、安倍晴明グッズを売っていたわけで、それを自覚しているから神社に寄付をしていたのでしょう。

しかし寄付は権利の利用代ではありません。

寄付とは感謝であり、寄付したから安倍晴明を利用してよい、というものではないでしょう。
お店の社長は寄付が何であるか分かっていなかったようです。

分かっていないから裁判に打って出た。

宗教上の問題を裁判所に持ち込まれたのはいい迷惑でしょうけど、どういう判断をするのか、興味のあるところです。