金書記長が死亡ですか。

数年前から体調が悪そうだ、と報道された北朝鮮の金書記長が死亡した、というニュースが今日流れました。

体調不良の報道はあっても、精力的に活動していたようでしたので、唐突の報道でした。
金正恩氏への権力移動のさなかだったとは思うのですが、これからどのように政権が移動するのか世界が注目しています。
危惧されるのは、正日氏の側近達がどれだけ正恩氏を支えるか、でしょう。
正日氏は軍事強化が基本方針だったと思いますが、一方国内の経済状況は厳しく、飢餓問題は長く付いて回っています。
このタイミングで反金家の勢力がクーデターを起こすなどで北朝鮮の国内が混乱し、軍の統制が取れなくなることがひとつの懸念です。

中国が北朝鮮の民主化を容認するかどうかがひとつの目安でしょうね。

経済を考えると、南北北朝鮮は統合したほうがいいでしょう。ドイツも東西ドイツ統一後、しばらく経済的な混乱がありましたが、今ではユーロ一の経済大国です。
韓国は経済的に日本に追いつけ追い越せで発展しており、国内需要が高まると、さらに日本以上の国力を持つ可能性があります。

年末にかけてどうなるのか注目しないといけませんね。