キーボードラック

4代前(5代前かな?)のPCを買ったとき、ディスプレイは17インチCRTでした。しばらくしてパソコンラックを購入しました。ディスプレイを置く部分が斜めにできて、見やすい、というものです。CRTなので結構重く、パソコンラックは組み立て式にもかかわらず、加重100KGに耐えられる、というものです。
その後CRTは捨てて17インチの液晶に変わり、斜めのディスプレイ台は水平に戻しました。キーボードを置くスペースは幅が1m、奥行き30cmと十分な広さですが、パソコン用のキーボードとMIDIキーボードの両方を置くには狭すぎます。
3オクターブのミニ鍵盤を購入し、使わないときはパソコンの脇に立てかけるようにしていましたが、3オクターブはちょっと少ない。4オクターブでも立てかけられないこともないか、と4オクターブでは小さいPC-50を中古で購入しました。
MIDIキーボードは2Kg強で、立てかけておいて使うにはちょっと大きすぎました。
そこで出費が痛いですが、キーボードラックを購入しました。
通常のキーボードラックはパソコンを置いてその下にキーボードをしまい、キーボードの置くスペースを有効活用するものですが、私の場合、パソコンの代わりにMIDIキーボードをおくようにしました。
パソコンのキーボードと上下に置かれてまぁ便利です。ひとつ失敗したのは、ラックの高さ。キーボードは無線でどこでも使えるし、単に机の上において、利用するときはひざの上で打てばいいや、と思っていました。しかし、マウスはひざの上では使いづらいです。マウスは机の上でないと。MIDIキーボードが置けるサイズのキーボードラックはスペースが広いので、ラックの下、キーボードの横にマウスを置いて、動かせるのですが、マウスのスクロールボタンを利用しようとすると、中指がラックに当たり、使いづらいです。
厚紙を使って1.5cmぐらい底上げをして使えるようにしました。
マウスもですが、キーボードもブラインドタッチが出来ればラックの中で入力することも出来ます。キーボードラックの高さは、自分の握りこぶしがラックの中で楽にまわせるぐらいのものがいいようです。

まぁ、キーボードラックをMIDIキーボード台に使う人はそんなにいないかもしれませんが、DTMをするのに、パソコンと楽器関係の置き場所として机のスペースを有効利用出来る方法です。