太陽光発電は広がるのか

菅総理が日本の1000万世帯で太陽光発電を設置することを目指す、と発言したそうです。

菅首相「太陽光パネル1000万戸に」 実現可能な数字なのか

可能性としては十分ありうる数値だと思います。
今は54万戸に普及しているということですが、多く売れれば価格も下がるでしょうし、停電時でもある程度電気が使えるとなれば、家の屋根に太陽光発電機を設置しよう、という家庭は増えるでしょう。平均240万円程度かかる、というのが100数十万円ぐらいになれば手を出しやすいでしょう。家電や車と違って、売電により費用のある程度は返ってきます。元を取るには20年程度かかる、ということを聞きますが、購入して使わなくなったら捨てるしかない電化製品に比べ、価値が高いと思います。

ただ、技術革新でよりよい性能の太陽光発電機や、付加価値のついた製品が出れば、買い替え、という事態が起きます。1000万台も市場にでるようになれば、故障もあるし、買い替え需要もでるし、廃棄するという事態が発生します。

果たして、今、太陽光発電機をごみとして受け入れる自治体はあるのでしょうか?

太陽光発電機の販売会社は、買い替えのときそれまで屋根に設置しているパネルや、家の横に設置している充電器やそういったものを引き取る義務があるのでしょうか?

ちょっと気になりました。