ネット上のサービスのライフサイクルが不安。

インターネットを使ったサービスはブログ、SNS、動画サイト、ゲーム、宅配販売、いろいろありますが、それぞれサービスが安定しているとは言えません。
新しいサービスが作られ、会員数が増加していることでそのサービスの活きの良さをアピールしますが、安定したサービスの供給という点では、不安が残ります。
ユーザーの興味の移り変わりに翻弄され、常に新しいサービスを供給しないと会員数が頭打ちになり、収益を得られなくなり衰退すると、赤字のサービスは提供できず、終了ということになります。
SNSと呼ばれるコミュニティサービスは古くはフォーラムといわれるところでした。古参のWEB利用者には、ニフティサーブのフォーラムを利用していた人が多くいたと思います。自分の趣味や仕事の役に立つQ&Aサイトなどもあるでしょう。こういった人が集まるところは集めるだけあつまり、やがて活動が下火になって閉鎖していきます。
こういったネットのサービスはユーザーの時間の取り合いの状態だといえるでしょう。
十分なユーザーの利用を得られなくなると、閉鎖していく。

そして今のところ、今後も安定してサービスを続けられるだろうといえるものは非常に少ないと思います。アマゾンや楽天といったモノを販売するところぐらいじゃないでしょうか?

私はニコニコ動画に投稿を続けていますが、ニコニコ動画が今のサービスを今後どれだけ続けられるのか? 常に新しいサービスを提供し続けないと存続し得ないとしたら、危険を感ぜずにはいられない。きちんと予定を立てているわけではないのですが、今のペースで投稿を続けると、10年かかる。10年後にニコニコ動画が残っているのでしょうか?残っているかもしれませんが、今の私が投稿しているコンテンツは今と同じに見ることができるのでしょうか?

現実にもしニコニコ動画が閉鎖するような状況になれば、ニコニコ動画の持っている資産は別会社に移譲されて存続するだろうとは思いますけど。