地球外生命体は普通にいるのかも

ナショナルジオグラフィックは美しい写真が「売り」ですが、その中身は少々表現が大げさに過ぎます。しかしその記事の中には気になる事実が含まれています。

木星の衛星エウロパに魚が生息?

地球外での有機化学反応を行うような生命体の確認もまだ出来ていないのに、脊椎動物というかなり高等な生物の存在を口に出すのはまさに大言壮語と言う感じです。しかし、エウロパ氷の世界であり、厚い氷の下に、海があり、大量の水が存在することは確実です。

しかしエウロパの調査はまだまだ足りない状況ですから、監査衛星を送り込んで、エウロパの調査を続ける必要があるでしょう。さらに、地球の深海の調査が必要です。エウロパの海は太陽光の届かない地球の深海と似たような状況だろうと思われるからです。
特に、南極のボストーク湖はエウロパの環境に近いと考えられます。
エウロパの氷の下に広大な海があるとしても、直接そこに観測機を送り込むことはまだまだ技術が無いでしょう。それよりも先に、ボストーク湖を探索する方が実りが多い。

エウロパのような氷の衛星や惑星というのはごくありふれたものだと思います。
ただし、液体の水となると表面ではなく、地下深くということになるでしょう。

海洋探査については日本は世界のリーダーですから、深海調査をどんどん進めてもらいたいですね。