これも貧困率と関係しているのかな

昨日は日本の貧困率のことをを書きましたけど、今日は関係ないはずのデートの食事の支払いのお話です。

デートの食事代は男性が払うべきか否か!?

食事代の支払いを男性がすべて支払うべきなのか、割り勘にするのか、割り勘まではいかなくても、気持ち分女性が支払うのがいいのか、と言う選択肢がありますね。また、そこに絡んでくる心理的なところも。すなわち、「割り勘」になったのは女性に魅力がなかったからじゃないかというもの。
それはともかく、この記事の話は次のようなことです。

ある女性が、「素敵なレストランがあるから、ぜひあなたを連れて行きたい」と好みのタイプではない男性から誘われ、食事に行きました。食事の日、彼は家まで車で迎えに来、助手席のドアを開けてもらい、レストランでもレディファーストで会話も弾み、気分良くすごせました。またあってもいいかな、とも思いました。支払いの段になり、彼女は社交辞令で「悪いから少し払わせてください」と言ったら、彼は「じゃぁ3千円だけ」と右手を差し出し、彼女は唖然として3千円を支払いました。そこで彼女は興ざめし、二度と会いたくない、と思ったそうです。

さて、おしゃれなレストランのディナーコースで、ワインも飲んだということですから、予算はいくらぐらいだったのでしょう?
まぁ、1万円ぐらいでしょうか。

ところで、通常この男性が使える食事や趣味の予算はいくらなのでしょう?
7人に一人が貧困層で、年収200万以下と言う世の中で、1食に1万円を支払うことがどれだけのことか。
先ほどの女性の友人は、「奢ってもらって当然だなんて傲慢すぎ」「好きでもない相手にご馳走してもらえるからついていく、なんて最低の女」と責められたそうでう。

男性が「デートでは女性に支払わせないもの」というのはまぁ、見得っぱりな部分があり、女性に支払わせないことで経済力があることを示し、女性への受けがよくなることを期待していたものでしょう。しかし収入が減り、そういっていられなくなったということでしょう。

あと、この記事を題材にした
痛いニュース
の中での発言ではこの女性に批判的なものがほとんどでした。

これが上司と部下だったらどうかな?
上司は当然高収入だから、部下が「悪いから支払いますよ」と言って「そうか、じゃぁ3千円」と言われた場合、この上司の部下からの評価は下がって当然でしょうか?