質問は半分強制的に感じるな

今日は、裁判員制度の公判で裁判員からの質問がありましたけど、記事を読むと違和感というかどうなのかな?という気がしました。

「なぜナイフを使った」裁判員、率直な質問

質問は端から順番に裁判員一人がひとつずつ行われています。会議などでありますけど、「とりあえず参加者ひとりひとりが意見を出しましょう」というパターンです。ここには空気の力が働いていて、とにかく質問を出さないといけない、と言う気持ちが裁判員に働いていたようです。
裁判員が本当に疑問に思って質問しているのならいいですけど、半ば義務のように裁判員一人ひとりがひとつずつ(複数あってもいいじゃないか、と思いますが)質問する、というのは果たして裁判を進めるうえで必要なことでしょうか?
ひとりひとつではなく、必要なら執拗に質問するべきだと思うのですけどね。

裁判員ひとりがひとつ、というのは日本の国民性がはっきり出ている、ということでしょう。