新しい演奏技術は出てくるかな

私の好きな作曲家にハチャトリアンがいます。
ハチャトリアンといえば「剣の舞」が有名ですが、今は「仮面舞踏会」かもしれませんね。スケートの浅田真央さんが使って人気が出たようです。
「仮面舞踏会」は特にワルツが素晴らしい。

その仮面舞踏会のフルートソロ付き編集版を浅田真央さんが使うようですが、その演奏に14歳の女の子、新村理々愛さんが選ばれたようです。
真央“天才14歳の音色”で金メダルよ
新村さんは記事によると去年フランスのランパル国際フルートコンクールに最年少出場した天才少女だそうです。その前には小学3年で日本クラシック音楽コンクールで優勝しています。また、2005年3月には大家百子作曲の『幻想の森』を初演したそうです。初演を任せられる、というのはプロとして作曲家に認められていることですから、今後の演奏曲レパートリーが期待されます。フルートの現代曲はいろいろ名曲があり、フルートの演奏技法は他の楽器に比べ早く開拓されているように思われます。作曲家は、高い演奏能力がある演奏家がいて、交流していると新しい演奏方法を見つけてそれを使った新曲を作ることがあります。新村さんがこの若さで高い技術を持っているので、これから新しい演奏技術を開拓してくれるかもしれない、と期待してみたいです。

まぁ、そうなるには大学で教える側にならないと難しいかな。生徒に演奏技法を教えるようになると、どういう演奏方法があるのか研究するようになるだろうから。