どれぐらい影響力があるのか

不況が原因という一面はあると思うけど、この記事の説得性は認めなければいけないでしょう。

ブラック会社が淘汰されない仕組み。

あなたの会社では有給休暇を使わず、3年目になって消えてしまう、というのが普通であったりしていませんか?
海外では有給休暇ではなく、傷病休暇というのがあって、有給休暇を消費することなく、有給で休暇となるそうです。
日本では風邪で調子が悪い、というので有給休暇を使って休みますね。医者の診断書が必要なのでしょうけど、傷病休暇というのがあると助かります。

今日紹介した記事の中で、労働者の権利を侵害している会社をブラック企業としており、ブラック企業が社会にはびこる原因のひとつとして、社畜をあげています。
社畜とは、家畜の人間版です。会社が労働者を飼いならしている、という意味合いで、社畜となった労働者は、自分の権利が侵害されているにも関わらずそれを改善しようとせず、かえって他の労働者の権利を侵害しようとします。それは巧妙で、「1週間のバカンスを取ると、その間クライアントや同僚に迷惑がかかるじゃないですか。そんな迷惑をかけることは社会人として幼稚ですよ」とか。

迷惑はかかるかもしれませんが、それはバカンスを取った人の責任ではなく、プロジェクトを管理している経営者側の責任です。経営者はプロジェクトの進行を管理する責任があり、労働者が自由にその権利を行使できるように環境を整える必要があります。バカンスに行く人はその間の仕事の進み具合について責任感を感じる必要はありません。

ニートの海外就職日記
さんの記事は注目しています。

記事に同意しても、行動に表れないのが日本社会ですけどね。